彼女ができない男の物語【第4話】初恋

 

私は、中学生の頃は卓球部だった。

なんで卓球部だったかというと、

 

小学校の頃に仲の良かった友達が、みんな卓球に興味を持ったからだ。

ほんとに、みんな卓球が好きで、一生懸命練習もした。

 

その卓球部の中だったら、たとえ激しく運動して顔が赤くなっても気にならなかった。

ほんとみんな良い奴だった。

 

卓球部のメンバーとだったら、素の自分でいられた。

たくさん喋ることもできたし、自分を表現できた。

 

でも、クラスに戻ると、誰かと話すということは少なく、自分を出せずにいた。

少しでも、目立ちたくないから。

 

休み時間も、誰かと話すことはしないで、一人で読書が当たり前な日々。

 

確か、あの頃はハリーポッターが流行っていて、

あの分厚い小説を読んでいたのが、よく記憶に残っている。

 

あの非現実的なファンタジーな世界観が大好きだった。

もちろん、今でもファンタジー系は大好きだ。

 

ハリーポッターが最終章を迎えたときは、まだ続いて欲しい気持ちが強かった。

でも最近になって、ファンタスティック・ビーストがやりだしてくれたので、めちゃくちゃ嬉しい。

 

つい興奮して、話が脱線してしまいましたが、

その頃から、非現実的な世界に憧れるようになっていた。

 

そんな、周りとの接触を避けていた自分が、恋をした。

その子は、女子卓球部にいた。

 

女子卓球部とは、合同練習をよくしていた。

その子は、他の女子とは違かった。

 

普通の女子は、私のことを気持ち悪がるのだが、その子だけは普通に接してくれた。

俺を特別扱いすることなく、みんなと同じように。

 

それが、私にとってどれだけ嬉しかったか。

私を救ってくれたことか。

 

女という存在をみな嫌いにならずに済んだのだから。

 

その子の存在は、私にとって、とても大きかった。

その子と会えると思うだけで、行きたくない学校にも行くことができた。

 

会うたびに、ドキドキした。

私は、その子に恋をしていた。

 

これが、私の初恋。

 

第5話へ続く。

 

第3話:彼女ができない男の物語【第3話】コンプレックス

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